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 大阪市鶴見区 榎本剣友会

 ■稽古場所   大阪府大阪市鶴見区今津北1-5-35 榎本小学校体育館
 ■曜日時間   少年 (日)18:30-20:00
            (土)9:00〜11:00
            (水)19:00-21:00(初心者以外 今津中学校)
         一般 (日)20:00-21:00
 ■連絡先    090-9712-4922  メールでのお問合せ
 ■入会金    なし
 ■月会費    1000円

 ■備考   @保険料が年間 中学生まで800円 一般1850円が必要です。

 入会を検討中の方からの質問集

 ■Enomoto KenyukaiEnglish Page    ■過去の榎本剣友会ブログ
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2014.03.28

子供の可能性と剣道と自尊心

榎本剣友会で稽古をさせて頂くようになり約1年が経ちました。
その間に娘が剣道を始め、他の子たちは進級や進学を迎えています。

最初は、指導者には、年配の方から剣友会を卒業したOBの方たちが指導
をしておられたので、積極的に指導に関わる気はなかったのですが、少し
指導を手伝うようになり、いつの間にか本格的に指導に関わるようになって
いきました。
そして、最近は指導をする側としての明確な意識を持ってやっていく必要
性を感じています。


子供達は、いろんな可能性を持っています。
剣道に才能のある子は稽古の中でわかりますが、あとから才能が目覚めて
くる子もいるでしょうし、剣道以外の才能がある子もいるでしょう。

子供の数だけ個性があり、可能性もあるので、指導者としては剣道を教える
というよりも、剣道を通じて何を教えるかというテーマを持って子供達に
接していかないといけないなと思っています。

剣道を通じて課題を克服したり、人と接する中で自尊心を育んであげたいと
思っていて、日頃からそういうコミュニケーションを心掛けていこうと
意識しています。

2014.03.16

矛盾したメッセージは子供の成長を妨げる

子育て、スポーツや武道、その他習い事においても子供の成長を妨げる要因
の一つに矛盾したメッセージがあります。

例えば、矛盾したメッセージとは下記のようなものがあります。
「強くなれ」、といいながら「弱い」と言う、
「上手くなれ」、といいながら「下手」と言う
「頑張れ」、といいながら「意志が弱い」、「根性がない」と言う、
「勉強しろ」、といいながら「頭が悪い」と言う、

指導者は、シンプルでわかりやすいメッセージを子供に伝えることが大切です。
矛盾したメッセージを投げかけて子供を混乱させないこと、子供の自己価値を
勝手に洗脳しないことが大切です。

子供のためを思って指導をしている方でも、子供の能力や行動をプラスの視点
から評価することは意識して言葉を選んでいると思いますが、子供のを問題的
の指摘や否定した言葉は、叱るときだけでなく冗談で子供に言ってしまうこと
もあるので、ついついそちらのメッセージを伝えていることが多くなってしまう
のです。

もし、問題点や課題を伝えるなら、漠然とした言葉や他社との比較の上でしか
成り立たない「弱い」、「下手」、「意志が弱い」、「頭が悪い」と言う言葉
ではなく、具体的にできていないこと、具体的な弱点、改善したらいい方向に
向かう可能性のある課題を言葉にして伝えてほしいと思います。

言葉を選択すると言うのは人間の知恵です。
大人は人生経験からその知恵を持っていて、その知恵こそが大人の価値だと思う
です。
大人が言葉を選択しないと言うことは、子供の心や人生だけでなく、その知恵と
自分の経験をないがしろにしてしまうことになってしまいます。
だから、その知恵を使って言葉を選択して子供たちに接していきたいと思って
います。


2014.03.03

習いごとと子どもの反省と成長

昨日は、都島の剣道大会でした。
優勝して自信をつけた子もいれば、悔しい思いをした子、そして悔しい思い
をした大人(~_~;)など、人それぞれの勉強になった大会だったと思います。

試合はもちろん、練習でも成績を上げたり、上手くなることも子どもの成長
に欠かせない要素ですが、それいい以上に武道やスポーツ、音楽でもなん
でもいいのですが、習い事の中で子どもの成長に欠かせない心理的要素が
あります。

それは、反省と行動の宣言です。
誰でも試合で負けたり、練習で叱られたり、技術を指摘されると、何らか
の反省の気持ちは生まれると思うのですが、反省したことを成長につなげ
られる人というのは、反省だけではなく、心の中で自分に行動の宣言を
行なっていて、本当に反省の内容を行動に移しているのです。

剣友会の子どもたちも、私たちの見えるところ、見えないところに関わらず、
反省と行動の宣言があるから成長しているんだなーと感じる子供がいます。
一見、口数が少なくおとなしそうな子が、剣道になるとしっかりと結果を
出してくるところに、その子の内面の強さを感じます。


私たち大人は、反省を促す言葉を子どもに欠けることは多いし、それは
そんなに難しくありませんが、上手に行動の宣言をさせてあげているかと
いう点が、武道やスポーツにおいて子どもたちの成長を促せているかどうか
というポイントになると思います。

押しつけではなく、子どもの本心を引き出すような問い掛けをして、上手に
行動の宣言をさせてあげられる関わり方をしていきたいと思っています。

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